府中市で注文住宅を建てるならZEHがおすすめです。国が普及を推進している「ZEH」とはどのような機能を持った住宅なのでしょうか。
こちらではZEHの解説やZEHを導入することによるメリット・デメリットなどを紹介いたします。
ZEHは「ゼッチ」と呼ばれており、「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略称です。家庭内で消費されるエネルギーを抑えながら、太陽光発電などでエネルギーを作り出し、消費量を正味ゼロ(ネットゼロ)またはマイナスにする設備のことを指します。
家全体の断熱性や気密性を高めることにより、消費するエネルギー量を抑えます。同時に太陽光発電により消費するエネルギーを作り出していきます。「蓄積」と「作る」の両面からアプローチしていくシステムなのです。
ZEHは国が普及を推進していることもあり、導入時には補助金制度が受けられます。ZEHを導入すると予算的に多少割高となってしまうためぜひ利用したい制度です。
補助金額は「ZEH+」が1戸あたり105万円、「ZEH」が1戸あたり60万円となっており、蓄電システムを設置するとさらに、1kWhにつき2万円が支給されます。「ZEH+」はZEHより上位バージョンでさらに効率的な運用ができるシステムです。
参照元:【PDF】環境省
https://www.env.go.jp/earth/200310_R2_MOE_ZEHpoint%EF%BC%88HP%EF%BC%89.pdf
ZEHのメリットは家庭内での光熱費がゼロかまたはマイナスとなることです。マイナスになるとは、いわゆる自宅で発電してつくった電気を電力会社に売ることによって収益が得られることです。そのため光熱費のほとんどはかからなくなります。
ZEHのデメリットとして挙げられるのは、国に予算限度額が設けられていることです。「ZEH+」では事前枠付与方式、「ZEH」では先着方式となっており、特に先着方式の場合は上限に達したらそこで締切となります。ZEHを導入する予定のある人は早めに申請した方がよいでしょう。
ZEHの基準は以下のようになっています。
①ZEH強化外皮基準(地域区分1~8地域の平成 28 年省エネルギー基準(ηAC 値、気密・防露性能の確保等の留意事項)を満たした上で、UA 値[W/m2K] 1・2地域:0.40 相当以下、3地域:0.50 相当以下、4~7地域:0.60 相当以下)
② 再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から 20%以上の一次エネルギー消費量削減
③ 再生可能エネルギーを導入(容量不問)
④ 再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量から100%以上の一次エネルギー消費量削減
1番目の「ZEH強化外皮基準」はいわゆる省エネルギーの住宅であることを満たす基準です。2番目はエネルギーを効率よく消費できる「設備が高効率化」された住宅であることの基準です。3番目はエネルギーがつくれる設備が導入された住宅であること、4番目は一定量のエネルギーをつくることができる住宅であることの基準を表しています。
参照元:【PDF】経済産業省 資源エネルギー庁(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/assets/pdf/general/housing/zeh_definition_kodate.pdf)
サラサホーム福山

| 坪単価 | 48.8万円~ |
| デザイン | 20種類 |
| 耐震等級 | 3 |
| UA値 | 0.43 |
| C値 | 0.2 |
コアハウス

| 坪単価 | 50.0万円~ |
| デザイン | 記載なし |
| 耐震等級 | 3 |
| UA値 | 0.49 |
| C値 | 0.38 |
創建ホーム

| 坪単価 | 60.0万円~ |
| デザイン | 5種類 |
| 耐震等級 | 3 |
| UA値 | 0.57 |
| C値 | 記載なし |
ここでは、「広島県 府中市 注文住宅」と検索した上位18社の中から、耐震等級3の会社かつ断熱性能を表す「UA値」が記載されている会社を3社紹介します。(2021年4月21日時点での情報)