ZEH住宅は導入するとなればかなりの高額になります。しかしZEHは国が普及を推進しているだけあり、しっかりと補助金制度が導入されています。こちらではZEHの補助金制度について解説いたします。
ZEHの補助金制度とは以下の事業内容を満たす住宅を建築したり、購入したりする場合に対象となる補助金制度のことです。
・ZEH支援事業
・次世代ZEH+実証事業
・超高層ZEH-M実証事業
・高層ZEH-M支援事業
・低中層ZEH-M促進事業
このうち個人が新築住宅を建築したり、購入したりする場合に対象となる補助事業が「ZEH支援事業」と「次世代ZEH+実証事業」です。残りの項目は事業者等が対象となる補助事業です。
ZEHの補助金額はいくらぐらいでしょうか。2021年12月現在の補助金額を以下にまとめてみました。
ZEHの補助金額は1戸あたり60万円です。さらに定置型の蓄電システムが備わっている場合、追加で1kWhあたり2万円の補助金が支給されます。補助対象経費の3分の1か、もしくは20万円のいずれか低い額が加算されます。
対象となる住宅は「ZEH」と「Nearly ZEH」「ZEH Orlented」です。「Nearly ZEH」や「ZEH Orlented」はともに都市部など、設置場所が狭く制限されている場合に適用される事業内容です。公募方法は先着順となり、補助金額には上限が設けられています。
ZEH+の補助金額は1戸あたり105万円です。ZEH+はZEHよりも適用条件がさらに厳しくなります。ZEHの定義を満たした上で、さらに25%以上の一次エネルギー消費量の削減が実現できること、となっています。加えて以下の項目を2つ以上導入する必要があります。
1. 外皮性能の更なる強化
2. 高度エネルギーマネジメント
3. 電気自動車(PHV車を含む)を活用した自家消費の拡大措置のための充電設備又は充放電設備
対象となる住宅は「ZEH+」と「Nearly ZEH+」です。公募方法は先着順で、予算上限に到達すると締め切られます。
参照元:【PDF】sii一般社団法人 環境共創イニシアチブ
(https://sii.or.jp/moe_zeh03/uploads/zeh03_pamphlet1.pdf)
次世代ZEH+の補助金額は1戸あたり105万円です。さらに定置型の蓄電システムが備わっている場合、追加で1kWhあたり2万円の補助金が支給されます。補助対象経費の3分の1か、もしくは20万円のいずれか低い額が加算されます。
加えて燃料電池を導入していると2万円、液体式太陽熱利用温水システムを導入していると17万円、空気式太陽熱利用温水システムを導入していると60万円とそれぞれ1戸あたり加算されます。
先進的再エネ熱等導入支援事業とは、次の設備のいずれかを導入した場合に支援される制度です。
・地中熱ヒートポンプシステム
・PVTシステム
・液体集熱四季太陽熱利用システム
・蓄電システム
2021年12月現在、上限は1戸あたり90万円です。
サラサホーム福山

| 坪単価 | 48.8万円~ |
| デザイン | 20種類 |
| 耐震等級 | 3 |
| UA値 | 0.43 |
| C値 | 0.2 |
コアハウス

| 坪単価 | 50.0万円~ |
| デザイン | 記載なし |
| 耐震等級 | 3 |
| UA値 | 0.49 |
| C値 | 0.38 |
創建ホーム

| 坪単価 | 60.0万円~ |
| デザイン | 5種類 |
| 耐震等級 | 3 |
| UA値 | 0.57 |
| C値 | 記載なし |
ここでは、「広島県 府中市 注文住宅」と検索した上位18社の中から、耐震等級3の会社かつ断熱性能を表す「UA値」が記載されている会社を3社紹介します。(2021年4月21日時点での情報)